2007年に発表された Eagles のスタジオアルバム。1979年の『The Long Run』以来、約28年ぶりの新作として登場した。再結成後の Eagles はライブ活動の印象が強かったが、本作では新曲をまとまった形で提示している。
2枚組に近い長さを持つ作品で、カントリー、ポップ、ロック、社会的な視点を含む曲が並ぶ。70年代の濃密さをそのまま再現するというより、Eagles という名前が2000年代にどういう音楽として続きうるかを示したアルバムといえる。
収録曲
- No More Walks in the Wood
- How Long
- Busy Being Fabulous
- What Do I Do with My Heart
- Guilty of the Crime
- I Don't Want to Hear Any More
- Waiting in the Weeds
- No More Cloudy Days
- Fast Company
- Do Something
- You Are Not Alone
- Long Road Out of Eden
- I Dreamed There Was No War
- Somebody
- Frail Grasp on the Big Picture
- Last Good Time in Town
- I Love to Watch a Woman Dance
- Business as Usual
- Center of the Universe
- It's Your World Now
どう見るか
「How Long」は J.D. Souther が書いた曲で、Eagles が初期から演奏していた素材でもある。その意味で本作は、完全な新章というより、過去の人脈と記憶を再結成後のバンドに戻す性格も持っている。
一方で、アルバム全体は70年代の代表作ほど鋭く一点に絞られてはいない。だからこそ、このサイトでは『Hotel California』や『The Long Run』と同じ重さではなく、再結成後の大きな補足として置く。Eagles が懐古だけで終わらず、新作としてもう一度バンド名を更新しようとした記録である。
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