The Souther-Hillman-Furay Band

サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド
結成
1973年
出身
ロサンゼルス, カリフォルニア
The Souther-Hillman-Furay Band のジャケット 『The Souther-Hillman-Furay Band』(1974)

The Souther-Hillman-Furay Band(サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンド)は、J.D. Souther(J.D.サウザー)、Chris Hillman(クリス・ヒルマン)、Richie Furay(リッチー・フューレイ)が1973年にロサンゼルスで組んだcountry rock groupである。

SoutherはGlenn FreyとのLongbranch Pennywhistleとソロ活動、HillmanはThe ByrdsThe Flying Burrito Brothers、Manassas、FurayはBuffalo SpringfieldPocoを経験していた。David Geffenの提案で三人が集まり、2枚のスタジオアルバムを残した。

まず押さえたい3点

  • 三人とも別のバンドやソロ活動で実績があった ── 1970年代LAのcountry rock人脈を一組に集めた編成だった。
  • 曲作りは一人に統一されていない ── Souther、Hillman、Furayがそれぞれ自作曲を歌い、声と曲調が順番に入れ替わる。
  • 活動は2作で終わった ── デビュー作はゴールド認定を受けたが、三人の共同体は長く続かなかった。

三人が持ち込んだもの

Southerは、男女関係の距離や別れを描く曲と、抑えた歌声を持ち込んだ。Hillmanはbluegrass、Bakersfield country、The Byrdsから続くハーモニーを担当した。FurayはPocoで培った明るいcountry rockと高い声を加えた。

このため、一人の中心人物が全曲を同じ方向へ導くバンドではない。1974年の『The Souther-Hillman-Furay Band』は、三人の違いを消さず、一枚の中で順番に聴かせる構成になっている。

六人編成で録音とツアーを支えた

グループ名に入った三人だけで演奏していたわけではない。Paul Harris(ポール・ハリス)がkeyboards、Al Perkins(アル・パーキンス)がpedal steel guitarとguitar、Jim Gordon(ジム・ゴードン)がdrumsを担当した。録音ではJoe Lala(ジョー・ララ)もpercussionで加わっている。

HarrisとPerkinsはHillmanとManassasで演奏しており、Gordonはsession drummerとして多数の録音に参加していた。三人の書き手の曲調が異なっても、固定された演奏陣がアルバムとステージの音を支えた。

1974年の成功と1975年の解散

デビュー作からFuray作「Fallin’ in Love」が全米27位となり、アルバムもゴールドディスクを獲得した。売上面では成果を残したが、三人の個性は一つの作曲チームへまとまったわけではなかった。

1975年に2作目『Trouble in Paradise』を発表した後、バンドは解散した。短命ではあるが、Buffalo Springfield、The Byrds、Poco、The Flying Burrito Brothers、Eagles周辺を実際のメンバーで結ぶ記録として重要である。

関連ページ

参考資料

メンバー

変遷

  1. 1973 David Geffenの提案をきっかけにJ.D. Souther、Chris Hillman、Richie Furayが結成
  2. 1974 同名デビュー作を発表。「Fallin' in Love」が全米27位、アルバムはゴールド認定
  3. 1975 2作目『Trouble in Paradise』発表後に解散

Discography

最終更新: