Buffalo Springfield
- 結成
- 1966年
- 出身
- ロサンゼルス, カリフォルニア
1966年4月、ロサンゼルスのサンセット・ストリップで Stephen Stills と Richie Furay の車が、Neil Young と Bruce Palmer の乗る黒い霊柩車と渋滞中に出くわしたことから結成された(という有名なエピソードがある)。フォーク・ロックを基調にしながら、Neil Young のロマンチックでサイケデリック寄りの作風と、Richie Furay のカントリー要素が並列に同居する独特のサウンドで知られる。
1967年初頭、Stephen Stills 作の「For What It’s Worth」が、ハリウッドの若者と警察の衝突(サンセット・ストリップ騒擾)を背景にしたメッセージソングとして全米7位を記録し、1960年代後半の若者文化の象徴的な曲のひとつとなった。同年の2作目『Buffalo Springfield Again』では「Mr. Soul」「Bluebird」「Expecting to Fly」など Stills・Young・Furay の3人のソングライターそれぞれの個性が際立つ作品が並び、バンドの代表作として位置づけられる。
Neil Young が制作の合間に何度もバンドを離脱し、Bruce Palmer も国外追放を繰り返すなど内部の不安定さが続き、1968年5月、最終アルバム『Last Time Around』の発表を機に解散した。在籍はわずか 2 年弱だったが、解散後のメンバーが Crosby, Stills, Nash & Young、Poco、Loggins and Messina、そして Neil Young のソロ・キャリアといった形で 1970 年代のウエストコーストロックを牽引することになる。1997年にロックの殿堂入り。
メンバー
- Stephen Stillsボーカル、ギター、キーボード1966–19681945年1月3日テキサス州ダラス生まれ。「For What It's Worth」(1967年全米7位)を作曲。解散後 Crosby, Stills & Nash(後に CSNY)を結成、Manassas / Stills-Young Band でも活動。Buffalo Springfield と CSN で二度ロックの殿堂入り。
- Neil Youngボーカル、ギター1966–19681945年11月12日カナダ・オンタリオ州トロント生まれ。「Mr. Soul」「Expecting to Fly」「Broken Arrow」など独自のロマンチックなナンバーを担当。バンド在籍中も脱退と復帰を繰り返した。解散後はソロと CSNY を並行して長大なキャリアを築く。
- Richie Furayボーカル、ギター1966–19681944年5月9日オハイオ州デイトン生まれ。Stephen Stills とは前所属の Au Go-Go Singers で共演。バンドでは「Kind Woman」など country 寄りの楽曲を担当した。解散後は Jim Messina と Poco を結成、後に Souther-Hillman-Furay Band でも活動。
- Bruce Palmerベース1966–19681946年9月9日カナダ・ノヴァ・スコシア州リバプール生まれ。Neil Young と The Mynah Birds で共演した経緯から合流。麻薬関連の入国問題でカナダへ追放される事態を繰り返し、1968年に正式にバンドを離脱。2004年10月1日に心臓発作で死去、享年58。
- Dewey Martinドラムス、ボーカル1966–19681940年9月30日カナダ・オンタリオ州チェスタービル生まれ。Carl Perkins、Patsy Cline、Roy Orbison などのナッシュビル・セッションを経て The Dillards に加入、そこから Buffalo Springfield へ。ハーモニー・コーラスでも貢献。解散後は New Buffalo Springfield などで活動。2009年2月1日に死去、享年68。
- Jim Messinaベース、ボーカル、エンジニア19681947年12月5日カリフォルニア州メイウッド生まれ。Bruce Palmer の後任ベーシスト兼最終作『Last Time Around』のエンジニア/事実上のプロデューサー。解散後 Richie Furay と Poco を結成、1971年からは Loggins and Messina で大ヒットを連発。
変遷
- 1966 4月、ロサンゼルスのサンセット・ストリップで Stills、Furay と、Young、Palmer が偶然出会い結成。12月にデビューアルバム『Buffalo Springfield』を発表
- 1967 シングル「For What It's Worth」が全米7位、2作目『Buffalo Springfield Again』を発表
- 1968 『Last Time Around』を残して5月に解散
- 1997 ロックの殿堂入り
- 2010 Stills、Young、Furay の3人で一時的に再結成(2012年まで Bridge School Benefit などで演奏)
Discography
最終更新: