Neil Young
- 結成
- 1966年
- 出身
- カナダ・オンタリオ州トロント出身、1960年代後半からロサンゼルス拠点
Neil Young は、Buffalo Springfield、Crosby, Stills, Nash & Young、そしてソロ作品を通じて、60年代後半から70年代の西海岸ロックに大きな影を落としたシンガーソングライターである。代表作は『After the Gold Rush』(1970) と『Harvest』(1972)。静かなフォーク/カントリー寄りの曲と、Crazy Horse との荒いギター・ロックを行き来する振れ幅が特徴になっている。
1945年カナダ・オンタリオ州トロント生まれ、マニトバ州ウィニペグで育った。1966年にロサンゼルスで Stephen Stills、Richie Furay らと Buffalo Springfield を結成し、「Mr. Soul」「Expecting to Fly」などを手がけた。1968年のバンド解散後は Reprise Records とソロ契約を結び、Crazy Horse をバックに据えた作品とアコースティック寄りの作品を並行して発表していく。
1969年には Crosby, Stills & Nash に加わって四人体制の Crosby, Stills, Nash & Young となり、1970年の『Déjà Vu』に「Helpless」「Country Girl」などを提供した。CSNY とは以後も集合と離散を繰り返しながら、ソロ活動を主軸に据えた。
ソロ名義では『After the Gold Rush』(1970)、続く『Harvest』(1972) で広く知られるようになり、『Harvest』収録の「Heart of Gold」は全米シングルチャート1位を記録した。フォークやカントリー寄りの静かな作風から、Crazy Horse との轟音のロックまでを横断する作風で知られ、1995年にソロとして、1997年に Buffalo Springfield の一員として二度ロックの殿堂入りしている。
西海岸ロックでの位置
Neil Young は、Eagles や Jackson Browne のような「洗練されたロサンゼルスの音」とは少し違う場所にいる。CSNY ではハーモニーの一部になりながら、ソロではもっと孤独で、ざらついた音を鳴らす。その違和感が、70年代西海岸ロックの幅を広げている。
『Harvest』は「Heart of Gold」「Old Man」を含む親しみやすい入口で、『After the Gold Rush』は静けさと鋭さが同居する代表作である。Buffalo Springfield から CSNY、そしてソロへ追うと、Neil Young が単なるフォーク・ロックの人ではなく、時代の空気に抗いながら自分の音を作っていった人物だと見えてくる。
関連ページ
- Harvest ── 「Heart of Gold」を含む代表作。
- After the Gold Rush ── 静かな曲と鋭いロックが同居する重要作。
- CSNY ── Crosby, Stills, Nash & Young での立ち位置を見る。
- Buffalo Springfield ── 60年代後半の出発点を確認する。
変遷
- 1945 11月12日、カナダ・オンタリオ州トロント生まれ。マニトバ州ウィニペグで育つ
- 1966 ロサンゼルスで Stephen Stills、Richie Furay らと Buffalo Springfield を結成
- 1968 Buffalo Springfield 解散。ソロ契約を Reprise Records と結ぶ
- 1969 Crazy Horse を従えた『Everybody Knows This Is Nowhere』発表。同年 Crosby, Stills, Nash & Young に加入
- 1970 『After the Gold Rush』発表。CSNY 名義の『Déjà Vu』にも参加
- 1972 『Harvest』発表。シングル「Heart of Gold」が全米1位、同年の全米ベストセラー・アルバムに
- 1979 『Rust Never Sleeps』発表
- 1995 ソロとしてロックの殿堂入り(Buffalo Springfield として1997年に再度殿堂入り)
Discography
最終更新: