Crosby, Stills & Nash
- 結成
- 1968年
- 出身
- ロサンゼルス, カリフォルニア
Crosby, Stills & Nash は、David Crosby、Stephen Stills、Graham Nash の三人によるグループ。略して CS&N、または CSN と書かれることが多い。Neil Young が加わった CSNY と混同されやすいが、三人だけの CSN は、よりコーラスとアコースティックな響きが前に出る。
検索で「csn」とだけ出会った人にとっては、まず「Crosby、Stills、Nash の三人組で、CSNY の前身でもある」と押さえると分かりやすい。ウエストコーストロックの文脈では、The Byrds、Buffalo Springfield、The Hollies から来た三人の声が交わる場所として見ると、このグループの位置がつかみやすくなる。
出発点は、それぞれ別の有名バンドから来た三人が、ロサンゼルスで声を重ねたことにある。Crosby は The Byrds、Stills は Buffalo Springfield、Nash は The Hollies にいた。三人の声質が違うため、単なるフォークロックではなく、複数の人格が同じ曲の中で並ぶような感触が生まれた。
CSN と CSNY
1969年のデビュー作『Crosby, Stills & Nash』は、三人体制の魅力がもっとも分かりやすい一枚である。「Suite: Judy Blue Eyes」「Marrakesh Express」「Guinnevere」「Wooden Ships」など、それぞれの作家性が並ぶ。
その後 Neil Young が加わると、グループは Crosby, Stills, Nash & Young となり、1970年の『Déjà Vu』へ進む。CSN が声の重なりを軸にしたグループだとすれば、CSNY はそこに Neil Young のざらつきと緊張感が加わった形と見られる。
CSN の代表曲
最初に聴くなら、Stephen Stills が書いた「Suite: Judy Blue Eyes」、Graham Nash の「Marrakesh Express」、David Crosby の「Guinnevere」が三人の違いをつかみやすい。「Wooden Ships」と「Long Time Gone」まで聴くと、CSN が美しいコーラスだけではなく、時代の緊張や陰影も抱えたグループだったことが見えてくる。
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メンバー
- David Crosbyボーカル、ギター1968-1970, 1973-2015The Byrds 脱退後に参加。「Guinnevere」「Long Time Gone」「Wooden Ships」などで、内省的で少し陰影のある作風を持ち込んだ。
- Stephen Stillsボーカル、ギター、キーボード、ベース1968-1970, 1973-2015Buffalo Springfield 出身。デビュー作では多くの楽器を担い、「Suite: Judy Blue Eyes」「You Don't Have to Cry」などでグループの音楽的骨格を作った。
- Graham Nashボーカル、ギター、キーボード1968-1970, 1973-2015The Hollies 出身。明るく覚えやすい旋律と高音コーラスを持ち込み、「Marrakesh Express」「Pre-Road Downs」などを書いた。
変遷
- 1968 David Crosby、Stephen Stills、Graham Nash の三人で結成
- 1969 デビュー作『Crosby, Stills & Nash』発表
- 1969 Neil Young が加わり、Crosby, Stills, Nash & Young へ拡張
- 1970 四人体制で『Déjà Vu』発表
- 1977 三人体制で『CSN』発表
- 1997 Crosby, Stills & Nash としてロックの殿堂入り
- 2023 David Crosby 死去
Discography
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