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解説を読む ↓Jackson Browne(ジャクソン・ブラウン)の『The Pretender』は、Jon Landauがプロデュースした1976年の4作目スタジオ・アルバム。親子の関係や日々の生活へ視線を広げ、個人の内面と社会の中で生きることを結びつけた作品である。
まず押さえたい3点
- 制作: Jon Landauをプロデューサーに迎えた1976年作。
- 入口になる曲: タイトル曲「The Pretender」と「Here Come Those Tears Again」。
- 前後の作品との違い: 『Late for the Sky』と、ツアーを題材にした『Running on Empty』の間に位置するスタジオ作。
個人の内面から、生活を続けることへ
公式サイトに掲載されたDave Marshの評は、本作を死や親子関係に向き合う作品として取り上げている。悲しみという一語でまとめるより、親であること、子であること、日々を送ることが重なるアルバムとして読むと、曲同士のつながりが見えやすい。
人物の経歴を先に知りたい場合はJackson Browneの解説へ。ここでは曲の選び方と、前後のアルバムとの聴き分けを入口にする。
代表曲から聴く
The Pretender
本作を一曲から知るなら、最後に置かれたタイトル曲をおすすめする。公式サイト掲載の評が中心に据えるのもこの曲である。単曲から入ったあと、アルバムを最初から通して聴き直すと、終曲としての位置づけを考えながら楽しめる。
Here Come Those Tears Again
タイトル曲と並べて選びたい入口。公式の作曲クレジットはJackson BrowneとNancy Farnsworthの共作となっている。曲作りの面でも、Browne一人の名前だけでは捉えきれない作品である。
The Only Child/Daddy’s Tune
親子関係という本作の題材を追うなら、この2曲を続けて聴きたい。代表曲だけで終えず、アルバム後半へ進むための組み合わせとしておすすめする。
次に聴く一枚
- 前の作品へ: 『Late for the Sky』。初期の作風と聴き比べる入口。
- 次の作品へ: 『Running on Empty』。スタジオ作からツアー生活の録音へ、作品の作り方が変わる。
- 人脈から知る: Jackson BrowneとThe Section。参加者を作品ごとに区別してたどる。
収録曲
- The Fuse
- Your Bright Baby Blues
- Linda Paloma
- Here Come Those Tears Again
- The Only Child
- Daddy's Tune
- Sleep's Dark and Silent Gate
- The Pretender
一般的な評価
ビルボード200で5位を記録し、米国で3×プラチナ認定。タイトル曲「The Pretender」はシングルとして全米58位、「Here Come Those Tears Again」は全米23位を記録した。第19回グラミー賞でベスト・ポップ・ボーカル・パフォーマンス(男性)にノミネートされている。Browne のソングライターとしてのキャリアの中でも内省的な傑作と評されることが多い。
参考資料
作品を手元で楽しむ
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