Swampwater

スワンプウォーター
出身
カリフォルニア
Swampwater のジャケット 『Swampwater』(1971)

Swampwater(スワンプウォーター)は、リンダ・ロンシュタットのバックバンドとしても活動したカントリーロック・バンド。Gib GuilbeauのフィドルとJohn Belandのギター、そしてハーモニーが、その音楽の軸になっている。

西海岸のカントリーロックを聴き進めると、同じ音楽家の名前に何度も出会う。Swampwaterもその一組だ。リンダの周辺から、ザ・バーズや後年のフライング・ブリトー・ブラザーズへと人のつながりが広がっていく。

ケイジャンと西海岸のハーモニー

Swampwaterを紹介するときによく使われる「ケイジャン」は、ルイジアナのフランス語系住民に伝わる音楽のこと。フィドルやアコーディオン、ワルツやツーステップなどの踊りのリズムが特徴である。

Swampwaterでは、Guilbeauのカントリーとケイジャンの背景に、Belandが親しんだバーズ、ビーチ・ボーイズ、エヴァリー・ブラザーズなどのハーモニーが重なる。伝統音楽の楽器編成をそのまま再現するのではなく、ギターと歌を中心にしたバンドの中へ取り込んでいる。

フィドルは、ここではバイオリンのこと。楽器名の違いよりも、その旋律がギターや歌にどう応えるかを意識すると、Swampwaterの個性をつかみやすい。

リンダのステージを支えたバンド

1971年2月27日付の音楽業界誌『Billboard』には、Guilbeau、Beland、Stan Pratt、Thad Maxwellの4人が、テレビ番組『The Johnny Cash Show』でリンダを伴奏したことが記録されている。同じ記事は、Arlo Guthrieとの出演予定にも触れている。

リンダとの関係は、このバンドを知る入り口になる。ただし、Swampwater自身のレコードも残されており、伴奏者としての経歴だけでなく、一組のバンドとして聴けるところが面白い。

初期には、バーズのClarence Whiteの兄弟であるEric Whiteがベースを担当。その後Thad Maxwellが加わった。GuilbeauとBelandは、それぞれ後年のフライング・ブリトー・ブラザーズでも活動している。

最初に聴く一枚

入口には『Swampwater』(1971年・RCA盤)を。「Ooh-Wee California」で始まる全11曲の作品で、Guilbeauの曲に加え、Larry Murrayらの楽曲を取り上げている。

同じ『Swampwater』という題名で、King系の別作品も存在する。アルバム名だけで探すと混同しやすいため、レーベルと収録曲を合わせて確認したい。

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参考資料

メンバー

変遷

  1. 1971 リンダ・ロンシュタットのテレビ出演を伴奏。RCAから同名アルバムを発表。

Discography

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