The Mamas & The Papas

ママス&パパス
出身
ロサンゼルス, カリフォルニア
If You Can Believe Your Eyes & Ears のジャケット 『If You Can Believe Your Eyes & Ears』(1966)

ママス&パパスは、「California Dreamin’(夢のカリフォルニア)」「Monday, Monday(マンデー・マンデー)」で知られる四人組。男女の歌声を重ねたハーモニーと、フォークを土台にしたポップな楽曲で、1960年代の南カリフォルニアを代表するボーカル・グループとなった。

70年代のウエストコースト・ロックから少し時代をさかのぼると、この四人の歌に行き着く。ギターやカントリーの響きだけでなく、歌声の重なりから西海岸の音楽を聴いてみたい。

まずはこの2曲から

California Dreamin’ — 夢のカリフォルニア

ジョンとミシェル・フィリップスの共作。1965年に発表され、グループを広く知らしめた曲だ。主旋律だけを追うのではなく、そこへ加わる声や応答するコーラスにも耳を向けると、四人組としての魅力をつかみやすい。

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Monday, Monday — マンデー・マンデー

ジョンが書いた楽曲で、1966年に全米シングル・チャートの1位を記録した。「夢のカリフォルニア」と並べて聴き、歌の入り方やコーラスの組み立てを比べてみたい。

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※上の2曲は、配信上で「Single Version」と表記されている音源。

四人の声がつくるグループ

楽曲づくりとアレンジの中心にいたのはジョン・フィリップス。ミシェルも歌うだけでなく、「夢のカリフォルニア」の共作者として作品に関わっている。デニー・ドハーティはリード・ボーカルを担い、キャス・エリオットは力強い歌唱でグループの個性を形づくった。

一人の歌手と伴奏コーラスという捉え方だけでは、四人の面白さを取りこぼしてしまう。前に出る声と、それを囲む声。その関係を意識して聴くことが、ママス&パパスへの入口になる。

フォークからロサンゼルスへ

ジョンはジャーニーメン、キャスとデニーはマグワンプスなど、それぞれのフォーク・グループで経験を積んだ。四人はロサンゼルスへ移り、ルー・アドラーのダンヒルと契約する。

録音を支えたのは、ハル・ブレイン、ジョー・オズボーン、ラリー・ネクテルらLAのセッション・ミュージシャンたち。声のアレンジに加え、こうした演奏家たちとの制作も、ママス&パパスの音楽を形づくっている。

ルー・アドラーは、のちにキャロル・キングの作品も手がけたプロデューサー。ママス&パパスから70年代の西海岸へは、音の印象だけでなく、レコードを作った人々の仕事をたどって聴き進めることもできる。

最初に聴く一枚

『If You Can Believe Your Eyes & Ears』(1966年)から始めたい。「夢のカリフォルニア」「マンデー・マンデー」を収めたデビュー・アルバムで、代表曲を入口に一枚を通して聴ける。

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西海岸の歌を、もう少し

同じ60年代の西海岸でも、バーズはフォークとバンド演奏の結びつき、ビーチ・ボーイズはコーラスとポップの作り方に注目して聴ける。ママス&パパスと並べてみると、西海岸の音楽が一つの響きだけではなかったことが見えてくる。

ママス&パパスは、70年代のカントリーロックと同じ分類に押し込めるより、その前の時代に花開いたLAのフォーク・ロックとポップとして聴きたい一組だ。

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参考資料

メンバー

Discography

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