Joni Mitchell の8作目スタジオアルバム。Court and Spark から続くジャズへの接近をより自由な構造へと推し進め、ロサンゼルスからメイン州への自動車旅行を題材にした「旅と内省」のコンセプトで貫かれている。Weather Report のフレットレス・ベース奏者 Jaco Pastorius が4曲で参加し、彼の流麗かつ歌うような低音のフレーズが、Joni のオープン・チューニングのギターと並走することで本作の独特の浮遊感を生み出している。タイトル「Hejira」はアラビア語の「ヒジュラ(移住)」に由来する。
収録曲
- Coyote
- Amelia
- Furry Sings the Blues
- A Strange Boy
- Hejira
- Song for Sharon
- Black Crow
- Blue Motel Room
- Refuge of the Roads
一般的な評価
ビルボード200で13位。商業的にはピーク期にあったが、楽曲構造はシングル向けのものではなくなり、長尺・ジャズ的な進行が主体となった。Joni Mitchell 本人が後年「私のキャリアで最も他人にカバーされにくい作品」と評したように、独自の音楽語法を確立した一枚として位置づけられている。ロック寄りのリスナーには取っつきにくいが、ジャズ/フュージョン側からの評価も高い。
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